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Little Creatures 展

2013年4月27日[土]〜2013年5月20日[月]
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■入場料:500円
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]/Costad'Eva[コスタディーバ]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 map


パラボリカ・ビスが可愛い子シリーズを展示・リリースします。
人形やぬいぐるみ、生き物(Creatures)を表現する手法が、微妙に変わってきているのを感じます。
これは大いなる、そして楽しみな変化です。
Little Creatures 展が、そんな未来への可能性を拡げていくきっかけと、
小さな子たちが育っていく場所になればと思います。

小さい身体に込められた作家たちの想いは、それぞれに違います。そして未来も。
(今野裕一)

中川多理 Leather Kid body Growing Doll (taberudakenoko) 諸星大二郎トリビュート展スピンオフ

神宮字 光 ウサギ エディション#50

オカムラノリコ  

LIEN


【Little Creatures 展】

Little Creatures展

 時おり、知らないうちに惑星直列が起きていることがある。それは避けられない運命のようなもの、向こうにプログラムされた出来事。
見失ってはいけない、そんな時は、一瞬しかないのだから。

ドールにかかわって10年、人形とドールの違いに身を委ねて、そしてぬいぐるみが向こうからやってきた。
両者をぐっとアプローチしているうちに、ふっと、面白いことが起きる。スピンオフというのだろうかこういうことは。

神宮字光がお子さんのために作った、兎を見て、人形のディレクターとぬいぐるみのディレクターが同時に反応した。ヘッドと手足がビスク。ボディがぬいぐるみになっている。

ドールの手法とぬいぐるみの感覚が一緒になっている。
まだ答えはない。
海外では人形とぬいぐるみが同時に、展示されることが多い。 『ドールフォーラム』を主宰されていた小川さんは、今、ロシアのぬいぐるみに執心している。

私には、この小ささと、人形とぬいぐるみのはざまにいるような身体感覚がたまらない。大きさが小さくなるだけで、たとえば表現の怖さが軽減される。

そして何より、この大きさで作家たちが一斉に実験をはじめたことが興味深い。実験の初期は、表現が少しざらっといていることがあるが、それがたまらない。夜想はしばらくこのジャンルに力を注いでいきたい。(今野裕一)


★写真は 神宮字 光 ウサギ エディション#50 outfit: michiru コラボも展示します!


中川多理 Leather Kid body Growing Doll (taberudakenoko)
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