夜想#中川多理—物語の中の少女
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中川多理の作品集であると同時に、本書は『夜想』特集「中川多理―物語の中の少女」である。
この特集号では、人形から文学そして人形へ(皆川博子)、
文学から人形そして再び文学へ(山尾悠子)という、
人形と文学の連鎖、コラボレーションが行われた。
「創作ノート」では、人形の身体空間を媒介とする、
これまでにない文学の読み方を楽しんでほしい。
ドール・写真■中川多理
書き下ろし■皆川博子/森島章人/山尾悠子
執筆■綾辻行人/今野裕一/東雅夫/篠塚伊周
[とりあげた作品]
「カファルド」ボナ・ド・マンディアルグ/人狼の少女
「海の百合」アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ/ヴァニーナ
「仔羊の血」アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ/マルスリーヌ・カイン
「エレンディラ」ガルシア・マルケス/エレンディラ
「氷」アンナ・カヴァン/アルビノの少女
「田舎医者」フランツ・カフカ/女中ローザ
「スノウホワイト」諸星大二郎/白雪姫
「押絵の奇蹟」夢野久作/井ノ口トシ子
「死の泉」皆川博子/レナとアリツェ
「大きな翼のある、ひどく年老いた男」ガルシア・マルケス/幻鳥譚
「そこはわたしの人形の」皆川博子/少女と髑髏
「小鳥たち」山尾悠子/小鳥の侍女
■出版社:ステュディオ・パラボリカ
■書名「夜想#中川多理―物語の中の少女」
■本体2800円+税
■ISBN978-4-902916-40-9 C0070
■A5判/128ページ/寒冷紗カバー装
【中川多理の本】
Costa d'Eva イヴの肋骨ーー中川多理人形作品集
アダムがイヴを創造した話にちなみ、
ヴィリエ・ド・リラダンは、その名に、「アダムの肋骨」という意味を込めました。
しかし、今日、創造の源はイヴたちにあふれています。
中川多理の人形たちは、一見、おきざりにされたかの
ような儚さを感じさせますが、同時に、意志を持って
「ここに在るのだ」という強さをも私たちに与えてくれるのです。
DOLL & PHOTO: 中川多理
ブックデザイン:ミルキィ・イソベ
出版社:ステュディオ・パラボリカ
書名:Costa d'Eva イヴの肋骨ーー中川多理人形作品集
本体価格:2800円+税
ISBN:978-4-902916-29-4 C0072
A5判/簡易上製/96ページ(カラー)
夜想#中川多理——物語の中の少女 出版記念展
2018年5月3日[木]~6月10日[日] ←会期延長いたしました! ★火・水休館
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■入場料:500円(開催中の展覧会共通)
■会場:parabolica-bis(パラボリカ・ビス)
住所:東京都台東区柳橋2-18-11 map
電話:03-5835-1180
アクセス:
「浅草橋」駅JR東口・徒歩6分/都営浅草線A6出口・徒歩4分
駅から:江戸通りを浅草方面に進み中華屋「川湘府」の角を右折。2本目の道を左、1本目の道を右に入る。
中川多理 HP → https://www.kostnice.net