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【新刊】笙野頼子『猫沼』

『猫沼』笙野頼子

老いと病い。猫と一身に生きる 笙野頼子書き下ろし! 
[初版限定]カラー猫写真帖「猫沼二十年」付き

2021年1月25日発売!!
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いつも初めて会う
笙野頼子、今
沼底からひびく
澄んだ魂の声


老いと病い
その向こうに突如あらわれる死。
向かい合い、寄り添い、
ゆめに書く
うもれても書く
共に暮らしたすべての猫に出会うために。


回転するしっぽ、ちっぽ、ぷっくん、ぷっくん。しっぽ、ちっぽ、ひょんひょんくるりん、くるりん、ぴょん!
猫と一身に生きる 笙野頼子 書き下ろし!



+++


『猫沼』笙野頼子

装幀:ミルキィ・イソベ
装画:渡邊加奈子「母子像」
本体価格:2,000円+税
発行:ステュディオ・パラボリカ
ISBN978-4-902916-43-0 C0093
四六判/208ページ/上製

★初版限定! カラー猫写真帖「猫沼二十年」付き
カラー/16ページ






【プロフィール】
❖笙野頼子 Shono Yoriko
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。’81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。選考委員の藤枝静男に絶賛される。
’91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、’94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、’04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、’05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、’14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。
近著に『ひょうすべの国―植民人喰い条約』『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』『ウラミズモ奴隷選挙』『会いに行って 静流藤娘紀行』など。’11年から’16年まで立教大学大学院特任教授。