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初雪だ

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はらはらと雪舞う気配に自転車を走らせ浅草寺まで。着いて夜空を見上げるちょうどまた雪が降ってきた。
春信に描かれた江戸美人、浅草寺裏の楊枝屋の娘本柳屋お藤が、夜毎、浅草神社のお狐のあたりを歩いていたかもしれない。そおっと浅草神社の今戸焼の狐のあたまをつるんと撫でた。

   

update2008/01/17

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終われない闇

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ヴァンパイア展のパート1が終了したが終われないという感覚が自分を支配している。

ヴァンパイア展が終われないという感じではなく、森村泰昌がここに至って使命感のような感覚に追い立てられるようにフロントラインへ出ていく、というのに少し似ているかもしれない。いくつものトラップをかけられて闇に堕ちた。トラップはおそらく一人を狙ったものなのだろうが、それが一人にとどまらず全体を貶していくということを意識していない。貶めるのは自分でもあるのにそれが分らない。堕ちた闇の中で蠢くのは楽しくて良いのかもしれないが、この時期にそれはまずいのでは…と、思っている人たちがいる。たぶん森村泰昌もその一人だろう。情緒や哀しみを享受するDNAコードを何故にか喪失して見えなくなってしまったものがある。それは自分のコード喪失なのだが、見えないならないということでしょう、情緒やディテールのアンジュレーションなんて関係ないでしょう、それは高踏派の幻想にしか過ぎないよと、単一の感覚に決め込んで楽をしようとする。闇はさらに深くなる。単純なはずなのにトラップは複雑怪奇なものをしかける。自分にも引っ掛かってくるのに。感覚の良いアンジュレーションは実は単純な快楽でできているので、静かに眺めているとすっと身体に入ってくる。闇と享楽の差は大きい。コードを喪失して分岐したのだからもしかしたら戻るのは難しいのかもしれない。それはそれで仕方がない。だが相手を否定してはいけない。自分の後ろめたさを肯定するために。

update2008/01/16

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クリスマスには


会場を閉めた後
スタッフで打ち合わせ
カフェをどうしようかの相談。

とりあえず
僕が
パリスタでスタ−ト。
カフェマスタ−だ。

update2006/12/24