2005/10/04
i-pod
菊池成孔と
i-podが世界を変えるか?
という話をしてからだいぶ立つ。
鎖国日本でもダウンロードができるようになり
Mac本体との
リンクの具合もさらに良くなってきた。
携帯の能力がいっそう高まり
モバイルの状態で
かなりのことができるようになった。
しかもスムーズに
携帯を使って
ブログとミクシィを書いている。
携帯で撮る写真も気に入っている
古いi-podの
画面が暗くなって、電池も悪くなってきたので
ストアに行ったら
全取っ換え。
最新のi-podになった。
ダイヤル感が気に入らなかったので
それが新型になって解消しているので
とてもご機嫌。
2005/10/03
市丸邸の
倉の地下には
呪いよけのような窓がある
そこにはルーサイトの細かい粒子が入った
袋が3つ置かれている
その粒子を封印して
展覧会は行われる。
2005/10/02
谷中
谷中をふらりと
歩いていたら
DJの音が聞えた
いつもは閉じている山門を入ると
彼岸花
そして一面の無縁墓
顔の壊れた地蔵像は
骨が見えているようにも見える
寺院の庭でジャージ姿で踊る男一人と
皿を回す男一人
多数この地に埋められて
死者たちは
無縁を……
呪っているのか
はたまた
気楽に想っているのか
そして誰もが無縁になる時がくる
2005/10/01
のりたくなる話
分かりやすい話
チャート表のような
思想
思想と言えない思想のパッチワーク
その口当たりの良い
話や本が
受け入いれられる
あっているようで
頬の辺りをすり抜けていく
どうしようもない話
どうしてこんなものが横行するのだろうか
2005/09/30
不在
壁に小さな椅子が
たくさん掛けてある部屋に住みたいと思ったことがある
不在の椅子
絶対に人が坐れない椅子もある
それは
余白というには
あまりに存在のある不在
鉄工所の椅子は
使い込まれている
実在の椅子
2005/09/29
None
2005/09/28
階段
京都造形大学の入口は
急勾配の階段になっている
下を見ながら上がる他ない
2005/09/27
浅草龍
浅草で打ち合わせをしたり
人とあったりすることが多くなっている
打ち合わせの後、仲見世を抜けたら
五重の塔がライトアップされていた。
大提灯の下を除いたら
龍に顔を覗き込まれた
天使館の深夜
龍を降誕した笠井叡に
目を覗き込まれた時に比べたら
優しい体験だけれど……
2005/09/26
翠迷宮
10月7日から恋月姫人形展『翠迷宮』
前回と同じ、ルーサイトギャラリーで行われる。
コンセプトドールも
着々準備が進んでいる。
2005/09/24
アンジェラス
浅草に古くからある
アンジェラス
中二階は
ボクの秘密の基地
アイデアに詰まったりすると
そこに出かける
天使の降り立つ場所
そう思っている
2005/09/23
谷中の径
深夜、眠れなくて
谷中を彷徨
外国の方が2時頃、オープンスタジオで
日本画を描いていた
外から覗くと
戸を開けて招き入れてくれた
さらに彷徨を続けていると
袋小路に突きあたってしまった
奥には急勾配の階段、その上の小さな神社
脇には怖い顔をした
お狐様が
坐っていた
2005/09/20
睡蓮
大山崎山荘の睡蓮池は
一ヶ月の間に
だいぶ水の具合が変化していた
足が伸びたおたまじゃくしが
うろうろと泳いでいたり
動物たちが水の中を蠢いている気配がする
そのせいだろうか
水がとっても有機的な感じがした
2005/09/18
内藤礼
舟送りの儀式が終わり
すべての舟が池の中で
土に戻った後
内藤礼は
舟を置いてあった
真っ白な展示会場に戻ってきて
しばらく窓から
中の光を眺めていた
そして樋の水に
息を吹きかけ波を送った
何かを確かめるように
波は白く細い樋を伝って
白に
溶け込んでいった
2005/09/17
向日葵
夏の終わりの
向日葵の屍体
猛暑の記憶を残している
儚い
見えないくらいの形が
実は
強い意志をもって存在する
記憶ももっていることがある
存在の強さは
形の強さとイコールではない
向日葵の強烈な屍体も
逆に儚いなにかを
もっているのかもしれない
2005/09/15
エコ・カフェ
エコ・カフェが
あちこちにできている。
無農薬のコーヒーに
無農薬の小麦で作ったスコーン……。
10年ほど前
初めて養殖の魚を食べなくなって
魚の味が分かるようになった。
同じように
飲み物の味覚も変って
コーヒーの豆の味が
本当に分かるようになるのだろうか?
今、思うのは
エコ・カフェの味は
思想と流行の味がするということ
思い違いかもしれないが……
天然の魚を食べ出した時に
物足りなさを感じたのと同じことかもしれないから
コメント(1)
移転作業完了
屍たちといっしょに月光浴しています*
Anonymous : 2005年09月18日 00:27
2005/09/14
本の骨
本の中には
空間がある
物理の空間も精神の空間も
ページとページの間には
空気がある
勅使川原三郎の
シルエットは
暖かい
そしてそこから
空気の波が
そこかしこに出ている
虚空から
空気をもらっていた
勅使川原三郎は
いま
空気の波動を発生できる
タービンになった
タービンは振動を続けている
シルエットは不確定だ
2005/09/14
夜に
花屋敷の裏手で
夜中じゅう稼動している
小さなクレーンがある
花屋敷屋台村?
の建設らしいが……
屋台村って?
花屋敷は何度も経営が行き詰って
経営が変わっている
そのたびに
鄙びた感じが薄くなる
鄙びた粋さというのは
売りにならないのだろうか?
ちょっと残念な気もする
2005/09/13
ヴィジュアル系
彼氏に会えない時はね……
保護してあるメールを読むの。
それで寂しいのを我慢するー。
えー。私メールは駄目。
写メールをいっぱい撮って
それ見てこらえる。
顔見えないと安心できなくない??
カフェで聞くともなく聞えてくる
会話
ヴィジュアルが優先か文字が優先か
面白い
でも全体的にはヴィジュアルが
価値を決めるのだろうな。
政治ですらそうんなだから。
2005/09/13
重いもの
重いものをどれだけ
受け止めることができるか?
リストラ的態度は
効率を求めたものだが
表現はその観点から見ると
無駄
からはじまる
2005/09/10
勅使川原三郎
勅使川原三郎
『Bones in Pages』の打ち上げ会場で
アート・イットの小崎さんに
「ちょっとこじゃれたカフェ・バー行きましょうと」誘われ
馬車道へ
昔、シルクセンターがあったあたりに
廃虚風のカフェ
隣は古いレストラン
後から希望(のぞみ)さんたちスタッフも
たまたま訪れ、合流
元ペヨトルの社員で勅使川原三郎さんのスタッフの希望さんと
話すのも久しぶり……
勅使川原三郎さんのソロは
いろいろ思うこともあり
詳細についての感想は
小崎さんが誘ってくれて
日記を書いている東京編集長日記
http://www.realtokyo.co.jp/ja/diary/henshucho.htm
に少しづつ書いていきたい