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夜想#アーバンギャルド

病的にポップ。痛いほどガーリー。

アーバンギャルドって、何?

夜想 特集◆アーバンギャルド



出版社:ステュディオ・パラボリカ
書名:夜想#アーバンギャルド
本体価格:1800円+税
ISBN:978-4-902916-31-7 C0473
A5判/200ページ(カラー)


お求めはパラボリカ・ビスOnline Shopから>>


アーバンギャルド特設ページ

■サイン入り(通常版)
2014年7月11日(金)より、ライブ会場&パラボリカ・ビスにて販売!

OnlineShopにてお取り扱い中です!
夜想#アーバンギャルド【メンバー全員サイン入り】お求めはこちらから>>

■特装版
タブロヲ作家・上野航熱描
●血の丸セーラー巾着袋入り
正調版・水玉版●限定各300部

本体価格:3800円+税

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夜想#アーバンギャルド
yaso#URBANGARDE


二十一世紀東京で生まれた、少女と病を都市を詩と死でコーティングするバンド初の書籍。
批評書にして美術書、告白本にして詩集、或いは聖書。
メンバー書き下ろしエッセー&散文詩、楽曲&ディスク解説、活動記録総括に加え、
蜷川実花撮り下ろしグラビア、大槻ケンヂや会田誠らの対談などの企画も充実。

●introduction
詩篇:前衛都市のための前奏 松永天馬

works with comments
西島大介「4人はバンド?」——メンバー紹介
上野 航「血の丸セーラー服」

photo session
蜷川実花×浜崎容子
「少女・消費・証明写真」——遺影はA写ではない

interview
大槻ケンヂ+松永天馬+浜崎容子 鼎談
「性+聖=生!?」——オーケン×アーバンのサブカル少女概論
聞き手/今野裕一

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●literature

神林長平「少女神」//書き下ろし小説

interview
冲方 丁×浜崎容子
「ポップの究極は孤独」——ポップスとエンタメの少女たち
聞き手/高柳カヨ子+今野裕一

松永天馬「文字で書かれたR.I.P.スティック、或いは少女Y」

千野帽子「テクノポップはアングラだった。」
——アーバンギャルドとアーリーエイティーズ

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●art

interview
会田誠×松永天馬 「イメージの少女、等身の少女」 聞き手/今野裕一

「ヘビトンボの季節を過ぎても」高柳カヨ子

works
トレヴァー・ブラウン Trevor Brown
山本タカト Takato Yamamoto


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●urbangal & urbangarçon

illustrations with comments
前衛都市立少女美術館(夜想特別展示室)
安蘭 aran
今井キラ kira imai
真珠子 shinjuko
森夜ユカ yuka moriya


愛(レス)をください!//アーバンギャルドと私

青木美沙子/上坂すみれ
きくち伸/ケラリーノ・サンドロヴィッチ/サエキけんぞう
四方宏明/鈴木慶一

巽 孝之「ますます破壊的な水玉のために」

月乃光司/辻村深月/中田クルミ/南波志帆
新島進/根岸愛(PASSPO☆)/ハナエ/福田花音(スマイレージ)
古屋兎丸
青山裕企/まゆたん/吉田豪
櫻井孝昌/水島精二/夢眠ねむ(でんぱ組.inc)
小谷真理「時にはスナップ写真のように」

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●more deeply

//楽曲&歌詞

interview
大谷能生「実存としての少女、現象としての少女」
——愛をこめて、まないたにのっけてみた。 聞き手/今野裕一 

松永天馬少女詞集


//どっぷりアーバンギャルド

「浜崎容子の告白」浜崎容子

メンバーインタビュー

アーバンギャルド アイテム図鑑

「前衛都市のディスコグラフィ」 ——アーバンギャルドはあなたの青春を売買する
解説/松永天馬




夜想アーバンギャルド展
2014年7月11日[金]〜8月31日[月]
 ※7/29〜7/31は展示掛けかえの為休館
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
(イベントの際は異なる場合もございます。予めご了承ください。)
■入場料:500円
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 map

アーバンギャルド7月11日ツアー発進。

その7月11日
アーバンギャルドの基地がパラボリカ・ビスにオープン。

描かれた少女たちと描いた少女たちとアーバン少女が出会う場所。
ここは、アーバン少女たちの解放区。

少女現在進行中。

update2014/07/11

books

hippie coco『hippie coco’s planet』によるステルナちゃんコンテスト

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ステルナちゃんコンテスト

hippie coco『hippie coco’s planet』に収められているcocoさんのステルナちゃん型紙。
それを使ってコンテストにたくさんのぬいぐるみが応募されました。
素晴らしい!!!

すてられない服とか、生地とか。
素敵な、そしてユニークな作品ばかり。


update2013/08/28

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マンタム『鳥の王』【パラボリカ・ビス/オリジナルプレート】第2弾!

大好評に付き、マンタム『鳥の王』パラボリカ・ビス特別版の第2弾発売!


【パラボリカ・ビス/オリジナルプレート】が付きます!
こちら限定50冊です!


★残り30冊となりました!ご購入はお早めに!

マンタム『鳥の王』【パラボリカ・ビス/オリジナルプレート】

マンタム「鳥の王」
■著者: マンタム
■発行: 晶文社
■A5判
■定価:3570円(税込)

パラボリカ・ビスOnlineShopで好評発売中!




★パラボリカ・ビスだけのオリジナルプレート★
◇時計パーツをお一つ、プレートにお付け致します!
◇1点1点全てマンタム氏が手作業で行います。
パーツや、腐食の具合など、1点1点全て異なります。

※店頭にて完売の可能性もございます。予めご了承ください。
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update2013/06/22

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幻想文学講義 東雅夫

幻想文学の定義は、意外にも……現実に/
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近いところに成立さえていた。シュールレアリスムではなく、シュルレアリスムという意味での現実に近いかもしれない。

『幻想文学講義』というだけあって、まさに700ページのインタビューは幻想文学そのものについて語っている。
雑誌『幻想文学』で言う幻想文学には、ホラーもSFも怪奇も含まれるので、広範囲の作家や評論家が幻想文学について語っている。幻想ではなく、幻想文学を語っている。まずその集成を読むだけでも価値がある。

そして書き言葉と語り言葉の中間辺りに、非常に読みやすい文体として起こされている声は、まさに幻想の語り口でもあり、読み物としての快楽がある。それにしても鬼籍に入られた方々の多いこと。ほんとうに幻想文学にとって惜しまれる方ばかりだ。


http://www.parabolica-bis.com/SHOP/books_024.html

update2012/09/03

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魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.4


魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.4 がパラボリカ・ビスでお求めになれます。
プロダクションノートから全部、揃えることができます。
今なら…。

hpでも販売中です。
http://www.parabolica-bis.com/


update2012/05/29

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それでも、読書をやめない理由 デヴィッド・ユーリン

それでも、読書をやめない理由 デヴィッド・ユーリン

 iPadでは漫画までで、書籍は余り読む気がしない。それでも青空文庫をiPadで読むのは、少しの快感があって、たぶんそれは青空文庫には、電子書籍として読まれるという覚悟と、なぜ打ち込むのかという明確な理由があるからだろう。理由のあるものは、その美をもっている。電子書籍は、紙をただ移行したもので良いはずがなく、仮に移行だとしても、iPad用に、あるいはキンドルようにレイアウトされたものでないと、読みにくい。最底でもそれだけはして欲しい。しかし出版社の側からの理屈で言うと、それぞれにレイアウトをすると、コストがかかりすぎてとても出版コストに耐えきれない。とすると、自炊はするなと言いつつ、できるだけ自炊に近い形で、紙面を作るか、あるいは著者を含めた周辺の人に、コストを振り分けるかということになる。
 それでもiPadというメディアは魅力的で(もちろんキンドルにそれを感じる人もということも含めて)、日本でも電子書籍は生き延びるだろうとは、思う。しかし電子書籍がしょぼいと、紙の本もしょぼくしか売れなくなる。メディアというのはそいうものだ。共存は、相互がそれぞれに魅力的で競わないと難しい。本が生き延びるかどうかということを、そんな風にとらえていたのだが、この本を読んでがく然とした衝撃を受けた。
 本が読まれなくなる原因は、もっとネット脳的なことにあるのかもしれない。いや多分そうだろう。ネットに親しんだ日常を送っていると、注意力が散漫になって、読書という集中を要する作業ができなくなるという指摘だ。確かに相当思い当たる節があって、深さに至らない、そして深さを触ろうとすると、ネットで調べものをしたり、そこからまた面白いものに渡っていったりと、際限なく電子の表層を遊んでしまう。どうしよう。かなり真剣に本を読む環境、ネットを触る方法を変えないといけないように思う。

update2012/05/29

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池内式文学館/池内紀 白水社

まどか☆マギカから、ファウスト、訳の池内さん、そして池内式、それでまた将棋に行ってしまった。かな…。

大学の独逸語の先生だったからというわけではなく、今、文章も評論も、訳も、あると気になって読んでしまうのが池内紀さんだ。

思えば母校の都立大学、独逸語に秀逸な才能の教師がたくさんいた。種村季弘、川村二郎、池内紀、菅谷規矩雄、飯吉光夫…。仏蘭西文学に気持がいっていた学生の頃は、少しずつ後回しだったが、雑誌を作るようになってからは、川村二郎、池内紀という二人の評論は、ジャンルが幻想文学にも係わっていることもあるが、かなり愛好するようになった。評論を愛好するとは、何という言い方かとも思うが、とにかく好きなのである。

最近のアニメは、一見すると「萌っー」対策が利いているようなキャラが、うにうにしながらポーズをとったりしているが、すぐ側に異空間があり、しばしばそこに堕ち込んだする。ワルプルギス? の夜? それはドラキュラが現れる夜なのか、ファウストの闇なのか…。
ファウストを再読したくなり、図書目録を見ていると、池内紀さんの訳がある。楽しみもあり文庫を購入する、そのついでに『池内式文学館』を見つけ、同時に読みはじめた。文庫の後書きを集めたものだが、この本はちょっと困った。文庫を全部読みたくなってしまう。仕事が進まない。 白水社の和気さんの編集だから、目が行き届いていてセレクションが巧みだ。池内さんの文章もそそる。

最近、勝負勘が弱くなってきたような気がするので、勝負ものを読もうと思っていたので、「池内文学館」に書かれている、河口俊彦の『大山康晴の晩節』を読み出す。



絵本ファウスト

update2011/09/06