夜想#バンパイア
ヴァンパイアの子は
ヴァンパイアの子は昨日、撮影に参加してお疲れの模様。今日は会場に出没しなかった。
人形の視線は僕を見ているようで見ていない。
視線は僕の身体を抜けて、彼方の何かを捕らえている。確信をもって。その意志のような煌めきに、少し蹌踉めく。
update2008/05/08
夜想#バンパイア
スタジオ・ライフ 倉田淳 インタビュー
皆川博子、萩尾望都、清水玲子、吉田秋生…
好きな作家の作品をことごとく舞台化しているスタジオ・ライフ。
最近は、その原作を読み直したりしている。
『夜想』ヴァンパイア特集に載せきれなかったインタビューの後半部分をネットに載せます。
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update2008/04/14
夜想#バンパイア
彼方
要素をぜんぶ加味するとだいたいのクオリティは想像がつくが
ときにジャンプしてくるものがある。
ミゼリコルディアに納まった人形たちもまたそんな地平の違うものを見せてくれている。
単純にジャンプは起きないもので、
ディテールや構造にあらかじめ託しておき、準備しておいてのことであるが
それでも
その集成の予想を超える何かが発生している。
発生した光のようなものは、慈悲の力をもつ。
そこにいるだけで上方へ引っ張られる何かがある。
癒されるのとは少し異る。
ふーっと暖かくなると熱くなるの中間くらいで
身体が反応するものだ。
不思議なことが体験できるから
雑誌もギャラリーもやめられない。
update2008/04/13
夜想#バンパイア
恋月姫 ミゼリコルディア(慈悲の家)
慈悲の家に納められた
人形たち、深夜から朝に向って、セッティングは進んでいく。
あ、ヴァンパイアもいる。
首から血を流している娘もいる。
待機する子たちは十字を纏い、来るべき日を待つ。
慈悲に贖罪されるのか
はたまた。
update2008/04/11
夜想#バンパイア
妹を待つ 恋月姫展覧会
妹が来るのをまって
柩に入ろう。今夜は、月で明るい。眠れない夜に想う。このナハトに置かれた柩のなかに妹たちが、弟たちが眠る黄昏を。
update2008/04/02
夜想#バンパイア
小島文美 コスプレイベント
衣裳を着る、快感。
衣裳を着る快感、作る楽しみ。
それがゆえのコスプレなんだろうな…と思った。
少なくとも、小島文美さんの描いたキャラクターをコスプレしてるレイヤーさんたちは。
イベントは無事に終了。というか、楽しかった。
ドラキュラのマントを着て司会した夜想の編集長だけはちょっと浮いていたけれど。
キャラを軸に
人は、開かれているように思える。
それはちょっとオタクの世界とは違うかもしれない。
いろいろ思ったが
何せ、若葉マークなので
これ以上は申すまい。
もう少し触れてからにしよう。
とまれ楽しい一夜だった。
update2008/03/28
夜想#バンパイア
『月下の夜想曲』
レイヤーというからコンピュータのレイヤーをちらりと思ったが
そんなこともないだろうし、なんだろうなと思っていたら
コスプレイヤーのことだった。
『悪魔城ドラキュラ』のゲームのレイヤーさんたちもオープニングに来てくれていた。
もちろん普通の服で…。
キャラに生きている、そんな印象を受けた。
ゴスとロリではないけれど、薄い確執膜を隔てて、
それを知らない人から見たら一緒のことにしか見えない文化も
そこには大きな分化峯があってほとんど交流していない。むしろあい違いをしていたりする。
ああ、これだけ違うのか、皮膚感覚が…と思う。
昔、クリエーターたちが、何となく、神宮前や六本木を徘徊して、俳諧しながらグルーピングして
何かを作っていた時代を懐かしむ話を聞いたが、
今は生態が異るように思う。
そうこうしているうちに
29日にレイヤーのイベントが成立してしまった。みんなで来てくれるようだ。ちょっと楽しみだ。
update2008/03/25