2005/01/24
違和感
どうしてそう言われてしまうのか
どうして
そう受け止められてしまうのか
という違和感は
吸い取り紙に拡がっていく
ブルーのインクのように
描きたくない絵を描いていく
はじまりは
ごく些細なことだったかもしれない
しかし拡がってしまった
不如意の班は
次々と負の出来事を生み出していく
これほどまでに
無垢の悪意が蔓延する時代が
他にあったろうか
2005/01/22
伊藤晴雨
三原ミツカズさんの展覧会の打ち合わせに
ヴァニラ画廊に
午前中なのでボクも三原さんも寝てない顔をしている
寝たら起きれないものね。
伊藤晴雨の展示があって
打ち合わせの前にひとしきり心奪われる時間を過ごした
絵も巧くモチーフも好きなのだが
絵に存在しているリアリティが遠くなってしまっているのに
少し驚いた
三原ミツカズさんの絵には
同時代的なリアリティがある
それはファッションとかではなくて
恐ろしいものをどうとらえるかという視点の部分においてだ
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このリストは、次のエントリーを参照しています: 伊藤晴雨:
» 私の奇人愛好癖)藤晴雨について from サブカル雑食手帳
宮武外骨と同じく明治、大正、昭和を生きた奇人に責め絵画家 の伊藤晴雨がいるが、この人物もまた私の興味を惹きつけてや まない強烈な個性の持ち主であると言える。私が... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年07月15日 01:44
2005/01/16
上村吉弥
ふと思い立って
ずいぶん歌舞伎を見ていないなと
大阪・松竹座へ
歌舞伎座でもよさそうだけど
友達の吉弥さんからまたはじめようと思ったのだ
歌舞伎は誰々のお客さんというのがあって
初めて切符を買った役者さんが
歌舞伎の門になる
ボクの場合は吉弥さん
どうしてたの?
と心配された。
会社を解散して……とか
いろいろ話をした。
顔を出さなければ
ボクは居ないことになる
そうかずっと死んでいたんだな
2005/01/10
None
2005/01/06
人形って
人形ってなんだろうと
考え続けている
すっとこちらの心に入ってくる人形もあれば
姿が完璧でも
少し遠い存在の子もいる
それが何によって起きるのか
私にはまだ分かっていない
夜になると
カフェをしながら
そんなことを考えている
2005/01/01
伏見稲荷
伏見稲荷は
人を呪っても良いという神社
もちろんボクは人を呪うことはないが
それを許し
そして呪う人が絶えない神社の
パワーに
人が曳かれる気持ちは良く分かる
誰もいない境内で
呪わずに
闇の力を曳きだすことができたらと……
思いながら
歩いていた
2004/12/28
見られている
月の神殿の展覧会を終えて
帰ってきた
控室でボクを監視していた
黒猫をもらって……
ほんとうにたくさんの人に
助けてもらって
展覧会は成立した
そしてボクは
明日への勇気をもらった
黒猫は
これからもボクを監視し続けるだろう
手を抜かず
頑張れ!と
2004/12/26
砂の撤去
3.5トンの砂の撤去はただならないことになった
袋に詰め
二階から降ろし
トラックに積み
下ろし
運び、そして棄てる
トラックから最後の
砂を降ろしたとき
腰がぴきっと音をたてた
皆が砂を運んでくれた
2004/12/17
日本綿業会館
村野藤吾の師匠・渡辺節が建てた
日本綿業会館
ここで夜会をやろうというという人の勧めで
見学に来た
世界の建築様式が
混在する
でもその混在さが日本のモダンを
象徴していると思う
やろうかな
2004/12/16
会場のそばに
夜の作業を終えて
ホテルのわきを通ると
照明のなかから
顔が浮かんできた
錯覚なのだが
ずっと人形の顔を見続けていて
顔が
どこからでも浮かんでくる
人形は顔だというけど
やっぱり顔かもしれない
2004/12/12
京都の冬
コンセプトドールの型取りをしている
ファクトリーは湖西にある
琵琶湖の西
湖西には十一面観音がたくさんある
すべての観音は湖を見ている
美しい小説
井上靖の「星の祭」を読んで
湖西を彷徨ったのはいまから30年も前のこと
今日はぐっと寒くなった
京都に冬が来る
2004/12/10
オリーブオイル
夜にお腹が空いて
ふらりと宿を出て
カウンターのイタリア料理店にはいった
カウンターに10数種類のオリーブオイルが置いてあり
テイスティングしながらパンにつけたりして
楽しめる
久しぶりにはしゃいでしまった。
2004/12/09
ようやく
ようやく一息が
入るか
どうかというところ。
紅葉がすぎた
京都の風景に目をやる
ことができるようになった
銀杏の模様の
不思議な神社
京の仮住まいの側にある
2004/12/06
三浦悦子 マリアの心臓
マリアの心臓での
三浦悦子展
そのスペシャル・ナイトの
Despairのギグ
闇の彼方
天井桟敷から覗いていたのは
天野可淡の悪魔
2004/12/02
月の神殿
月の神殿がオープンした
砂は3.5t、水は1.5t擁する大規模なインスタレーションになった
目を見開いたまま
死んでいるように見えたハニエルが
急に生き生きとしてきた
生きているというのも少し異る
人形に生命がある
というのが最も相応しい感想だろう
2004/12/01
月の神殿
ようやくセッティングが終わった。開場一時間前。
2004/11/30
セッティングも佳境に
2004/11/29
月の神殿
神殿の女神を
水の上にセットする
これからオープニングまで
息もつかないセッティングがはじまる
2004/11/27
会場設営二日目
砂と水を入れる準備が整い始めた
2004/11/26
アートゾーンでの設営がはじまった
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» 京都へ。 from Fine Thinkin'
予算の目処がついたので、京都に行ってきます。12月12〜13日、または12月18〜19日になる予定。
観に行こうと思っている展覧会の設営の方も始まったらしいで... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年11月26日 18:20
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