2004/11/25
クリスマス・ツリー
街中に
クリスマス・ツリーが
クリスマスは
京都で恋月姫さんの人形たちと
過ごすことになる
あと、一ヶ月
2004/11/18
どこからきて どこへ
ピーターの押隈
ピーターはこのメークで
イラク戦争での収容所虐待を
演じた
ライザ・ミネリのキャバレーを
歌いながら
春秋座(京都造形大学)での森村泰昌のパフォーマンスでの
一場面
2004/11/18
ボジョレー ヌーボー
ったって飲めないのに
京都・吉田屋料理店で
深夜・ボジョレーヌーボーをふるまわれる。
といっても私はお酒が飲めないので
見るだけ
乾杯!!
展覧会が安全にできますように
2004/11/14
コンセプトドール
恋月姫さん
コンセプトドールの色つけテスト
特装本の完成に向かって
作業は続いている
2004/11/14
None
2004/11/11
黒い衣裳
桜井久美さんのアトリエヒノデは
ベニサンスタジオの稽古場に
ある
月の神殿の展覧会のための
黒い衣裳をお願いした
2004/11/10
歌舞伎蕎麦
歌舞伎蕎麦のかき揚は
やはりいつものおじさんが作って
くれないと……
味が全然ちがう
久しぶりに
堪能
コメント(1)
残したんですか?そば?
人非人 : 2004年11月11日 13:41
2004/11/05
航空灯台
平塚にあった航空灯台を
化成品のラベルに使ったセンスは
抜群
その会社からボクはスプレーや砂を
買っている
昭和8年にできた
航空灯台は
平成12年に廃棄された
灯台フェチのボクとしては
ちらりと触手が
頭をもちあげそうだったが
展覧会やイベント、出版を抱えて
そんな悠長なことを
思っている場合じゃない
2004/11/03
吉原大門 見返り柳
吉原大門の見返り柳が
いつのまにか大きく育っている
吉原大門のそばにある
化成品問屋で
材料を調達
展覧会の準備ちゃくちゃく
2004/11/02
ピンク
ふと気配を感じて
振り返ると
ピンクの靴、ピンクの服をきて
サングラスを
した人が
両わきに人形を抱えて
仲見世どうりの方へ歩いていった
人形は人に見えるように
外を向いていた
コメント(1)
ぺーさんでしょうか?
人非人 : 2004年11月11日 13:43
2004/11/01
人形
城ケ島灯台は
紫の稲光で覆われた
雷雨の中、久々に邂逅した灯台は
見たこともない不可思議な
姿をしていた
雨が上がった後
恋月姫さんの人形撮影をした
灯台を背景に
ポーズを作っていく
ポーズそのものが風景を作り出すのだ
これは踊りにおける振り
と同じようなものだ
風景を作れるポーズを
懐胎しているのが人形なのだ
人形はポーズを予兆されて
生まれる
私は
仕事として側についていたが
できることは
何一つなかったように思う
2004/11/01
また雨に
灯台で
恋月姫人形を撮影しようと
三崎に来たのだが
いきなりの豪雨に綴じ込められた。
稲光もしている
これからどうやって撮影しようか
困った!
恋月姫さんは空間の
拡がりのあるところで
撮れば撮るほど
人形の魅力が出てくる
空間をそもそも
懐胎しているのだろう
2004/10/30
ジュネ
Despariを見に
ダークキャッスルへ
主宰のジュネのアクト
聖書に火をかけるパフォーマンスとか
相変わらず
懐かしい
若松武史と
「腐爛の華」や「超男性」を
上演した頃を思いだす
ジュネにゲストに来てもらった
ジュネはあれから
ゴスを掲げて
パフォーマンスを続けていたのだ
2004/10/30
ゴシックハート
高原英理さん小谷真理さんの
ゴシックもの出版パーティーに出かける
ドレスコードがあるというので
生まれてはじめて
化粧してでかける
どんな顔していいのやら……。
元幻想文学の東雅夫さん
元トレヴィルの川合健一さんも
登場
で、元夜想の今野か……。
東さんがBK1でやっている
ブログに高原さんのことを書き込んだことが
きっかけ
次の日には
お返しに東さんが
夜想のゴスの特集を掲載してくれた
この速さと
パーソナル性が
何かを生んでいく
ブログの時代がくるかもしれない
2004/10/29
月の神殿
新高円寺の駅前で
撮影用の椅子をゲット。
夜想で特集した
鉱物の結晶の話をした
ビスクもある意味
結晶に近い
3億年の時を経ている鉱物結晶の
記憶を
ビスクも持っているに違いない
などと。
2004/10/27
月の神殿
エキセントリックなことが
日々の泡に
呑まれて
ただ普通なことになってしまうことが
悲しい
金銭は
さらにその普通になることを
助長する
お金で買えないも
一瞬にしか存在しないもの
その
過剰さが
生きている証なのかもしれない
2004/10/25
恋月姫さん
夜想『ドール』の反応が
少しずつ伝わってくる
死のイメージを感じている人たちも多い
硬質なそして凛とした死
表紙の恋月姫さんの人形を
怖いという人もかなりいる
恋月姫さんは
生と死の端境を見据えて
人形を作っている
生まれた瞬間の記憶は、ないけれど、
人間は死ぬことを知っている。
細胞は死ぬことをすでに体験している。
人は、知っていること以上の何かを知っている。
それを思いだしながら作っている。
少女の姿も自分の少女の姿ではない。
恋月姫さんの話を聞いていると
三木成夫の『胎児の世界』と夢野久作の『ドグラマグラ』を思いだす。
細胞の記憶のなかに自分以前の人間たちの記憶がある。
胎児のときに生命の進化を体験し、それを記憶している。
細胞の中にあるものを見るために人の形代が必要なのかもしれない。
2004/10/23
空の身体
クローン化した身体
それは存在する前に
イメージとして
我々の肉体を席巻する
身体は空である
そうなると
その空の身体に存在する
私は
何なのか?
という疑問が発生する
微かに残る
幽霊のようなゴーストが
魂であると
そしてそれも確かなものではないような気がすると
空の身体論が流布するなかで
生まれたきた身体の一つが
限りない個性のアウラを持つ可能性を
今、一度、追及したいと
H.R.カオスの「白夜」は
身体は空ではない
私はここにいる
どれほど魂が幽玄な存在になろうとも
私はここにいる
という考えのもとに作られている。
2004/10/22
H.R.カオス 白夜
ニジンスキーに対して
ストラビンスキーがかいた春の祭典
今でこそ誰でも踊るが
あの破調のリズムを
どうやって踊ったのか
その感覚のプロセスを感じる方法があったらなぁと
つくづく思う
白河直子は
破調のリズムの中で
破調のリズムを越える逸脱を見せながら
ふっとロマンティークに
そのリズムを身体のなかに
しまい込んで踊ったりする
その切り替えによって
ニジンスキーの再来という
アプローズを受けていると
思う
いまその振りの一つに
大きな表現力をもった
白河直子は
見るべきコンテンポラリーの
ダンサーである