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イケメン

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天婦羅 『多から家』 で、きんぽとめひかりの入った

天丼をほおばっていたら、テレビでイケメンを品定めするもてない女芸人の番組をやっていた。どんな目線で品定めしているかは、問題だが(涎を垂らしているなら品定めにならないから…)かなりの逆転現象だ。イケメンの性の商品化だからやめろ! と、フェミニストたちは言うのだろうか。言わないと駄目かも…。

ふと思ったのは、少女漫画をTVドラマ化するのは、女性タレントや女性アイドル(俳優ではない)の人気にあやかったり、あるいは人気を上げたりするのに役に立っていたが、今は、イケメンタレントを出しやすいからという事情なのかもしれないなと…。少女漫画にはたしかに女の子の主人公も出てくるけれど、相手役のイケメンも出てくる。たしかにイケメンが出しやすい原作ではあるな。

花団もイケメンをたくさん起用しやすいし、ごくせんもクラスは男の子だらけだ。花団は、DVDで何十億も売り上げて、井上真央も一流俳優、売れっ子になったと書かれているが、実は、後ろの四人、特に小栗ブレイクによるものだろう。むかしのアイドルのようにイケメンはこれから商品化されるんだなぁ。

イケメンだけ?を集めた写真集がある。蜷川実花が撮影したものだが、なかなか良い感じ。ちょっと面白い。顔が一緒に見えちゃうのはオバサンの印、オジサンの証。あなたは何人知っていますか?

update2008/06/05

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カレー・ラーメン

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ジャンク好きなのはとまらない。

アイスクリームやポテチの新製品がでるとたまらずチェックする。

浅草にカレーラーメンの美味しい店ができたとTVでやっていたので、でかける。
カレーは、ちゃんと作ってあるし、出汁も良い。でも何となく、ぐっとこない。

最近、売り出したカップヌードルのミルク・カレー。これにパルメジャーノをざく、ざくと切って入れると、溶けて汁に融合する。かなり美味しい。仕事をして明け方になると、最近は、これを口にする。

パルメジャーノは、ずっとネットでブロックを買っている。コストパフォーマンスも良いし、味もいける。買っているのは☞


update2008/06/04

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『超男性』 ジャリ

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いつまでこんなことしているのよ?

ゲストで出てくれた女装のジュネが大声で叫んでいた。

+
寺山修司が亡くなって、天井桟敷の若松武と『WAKAフローティング・カンパニー』を組んで、演劇や踊りをやっていた。パルコのスタジオでジャリの『超男性』を上演した。数人乗りの自転車で機関車と競走して勝つという設定がある。固定の自転車を作って、そこにジュネや小劇場の役者たちが乗って走った。寺山さんに頼んで上演した、アルトーの『チェンチ一族』の、男性の裸体だけで作った舞台が忘れられなかったからかも知れない。男たちの肉体と機械をぶつけるような演出だった。

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自転車は、天井桟敷の舞台美術を作っていた小竹さんが作ってくれた。新しい自転車の指示書を見ていたら、ふとそんなことを思い出した。『WAKAフローティング・カンパニー』は、僕と若松武しかいないプロデュース型のカンパニーで、その都度、スタッフと役者を集めた。予算も、状況も貧しかったが、みな作り上げるということに集中していた。今、スタッフと仕事をしていて思うのは、情報に気持ちが拡散されて、ものに向えなくなっているような気がする。拡散する感覚は自分にもあるので、他人のことは言えないが…。


update2008/06/04

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「Ciel Tombé」(シエル・トンベ) 畠山直哉

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タカ・イシイでの展覧会。

パリの地下は採石場になっている。ぼこぼこ穴が空いているのだ。

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思いだしたのは宇都宮大谷石採石場。25メートル掘って、25メートルの床。それが3層になっている。大谷石には、殺菌作用がある。大谷石の採石場の空間は、無塵で無菌の不思議なところ。切り花を置いておいても枯れない。枯れないだけでなく、そこから出せば花を開く。

採石場の奥の、奥に100メートルの深さの壁があり、前に水が溜まっていた。江戸時代からの水だそうだ。飲んでも大丈夫。無菌だから。もし江戸時代の作業員のオニギリが落ちていたら食べても大丈夫と、鉱山の持ち主は教えてくれた。地震も感じない。通常の宇宙線も通さない。なのでビックバンの重い素粒子を探すフィルムが最地下に置かれていた。神岡鉱山の純水による素粒子の発見装置と同じ効果がある。

思うにエントロピーがゆっくりしているのではないかと思う。その分、頭脳の動きがスローになる。悟りの気分だ。

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安全を確保して太い柱を残し、25メートルの床を残して掘っていたのだが、江戸時代の良い地層の柱を一本、また一本と切って売っているうちに、陥没して倒壊する鉱山が出始めた。柱を切っていない優良な鉱山まで、それに引っ張られて次々の落盤していった。いま宇都宮は陥没した鉱山でぼこぼこになっている。

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パリはそうなる前に、採掘場を封印した。それでも天井が落ちたところがいくつかある。そんな場所を含めて畠山直哉が撮影をした。パリの東端にあるヴァンセンヌの森の地下17mに位置する「ラ・ブラッスリー」と呼ばれる採石場跡。

++++
写真家が地下を見る視線は面白い。ナダールは気球で空からの撮影をした跡に、パリのカタコンベの撮影をした。パリのカタコンベも、鉱物採掘場の跡を利用したものだ。ナダールとナオーヤ。時代を越えて何かがシンクロしている。

update2008/06/04

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デビル・ハンド?

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ネルドリップを丁寧に叩いて

から、また丁寧にお湯を細く注いで、銅の小さな鍋で少し暖めて出してくれたマンデンリンは、美味しいはずなのに、ほんの少し金属の味がして、切れ味がなかった。抜けが悪いのか…。

見ているとパーフェクトな入れ方。丁寧だし、情熱もある。なのに…。
不思議なものだ。食べ物とか飲み物は。

おそらく雑誌を作ったりするのにもデビル・ハンド、ゴッド・ハンドがあるのだろう。
これだけはどうしようもないのかもしれない。

でもデビル・ハンドから抜ける方法はある。ゴッド・ハンドになる方法はない。それは向こうから来るもののような気がする。

update2008/06/03

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ジェイン・オースティンの読書会

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閉所恐怖症なので

時おり逃げ出したくなることもあるので、独りで映画館にいることが多くなった。
今日は映画の日なので1000円。ヴィクトリアン期の小説家オースティンに係わる映画が上映されているので最終回。空いている。

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振り返って見れば良いこともあったよ、なんて言うのは、男ばかりよ。
などという台詞がでてくるので、お、っと思ったが、最後は、駄目な男もみんな救われるハッピーエンド。アメリカの小説、アメリカの映画だな。

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ヴィクトリアン人になれるわけはないけれど、当時の感覚で見たり、イギリス的に見たり、女性的に見たりするとどうなるか、この『ジェイン・オースティンの読書会』を検討して見たくなった。


update2008/06/01

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自転車が帰ってきた

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雨が降っているけど

自転車を取りに行った。今回は後輪タイヤ、チューブの全取っ換え。

早速、図書館へ資料を取りに走った。
『地下世界』、面白い、次号のある種の指針になる。読みはじめた。

たまたまブログを読んでいたら、このブログが全然、編集されていないじゃないか…と、編集者だからしたら…と書かれていた。確かに。

編集に関しては、まだまだ整理がついていないので、ちょっと自分を改造してみようかとも思っている。今になってなんだい。というところもあるけどDTP以降、編集をシェイプ・アップしていないので…。

update2008/05/31