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カフェの逆襲

耽美はカフェではなく
紅茶だろう
などど独りごちていると
カフェの逆襲にあった

すっきりとして
この上もない透明度のある
味のコーヒー

しかも
このコーヒー
サロンのためにあるのではなく
労働者のためにあるのだと…。
ふううむ。

update2005/09/05

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マリアージュ・フルール

お洒落の定番
マリアージュ・フルール
以前、パリにいった時には
マレー地区に一件あるだけだったけど
いまや
新宿にも銀座にも……という感じで
どこでも飲めるようになった

eros
+
何かが訪れると
嬉しいな

update2005/09/04

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曹達泉 ソーダファウンテン

昔の機械には
夢がある
ボリス・ヴィアンの
機械を思い出してしまった

今日は
曹達を飲んで
展覧会を見て
時間を過ごした

update2005/09/03

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意識

幼い頃から
『意識』する力が弱かったボクは
何度か見ないと
形が明確にならない
見るたびにぼやけていた像が
はっきりしてピントがあってくるという感じだ

絵描きやヴィジュアルの仕事をしている人たちは
逆で
一度見ただけですべてを把握する
映像で記憶された絵は、
あれはどうだったのか?
と、あとから記憶を甦らせて
そこから再び読み解くことができる

この能力の差は
何に起因するんだろうか…

update2005/09/02

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田中泯

たそがれ清兵衛が
刺客として屋敷に足を踏み入れた瞬間から
映画の様相は一変する
それは
大袈裟な言い方をすれば
田中泯のもっている前衛性が
起こした事件なのだと思う
踊り手の肉体が画面の雰囲気を変えている

娘の骨をぼりぼり食べながら
命のやり取りの話をする…
最期に死ぬときに
田中泯の手から
骨壺が落ちていくが
それはまさに舞踏としての仕草だ

この撮影をしている日
ボクは京大西部講堂で
田中泯を待っていた

もし撮影で余力が残っていたら
踊りにいく
そう田中泯は言ってくれた

しかし
田中泯は現れず
代わりに
たそがれ清兵衛
の映画に強烈な踊る田中泯が記録された

update2005/09/01

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あっ

あっ
珍しくセスナが飛んでいる
と思って携帯を構えたら
視界から消えてしまった

何十年も前に
朝日新聞の写真部のテストを受けた時
最終で動くボールを撮る試験があって
同じことをしたような……記憶がある。

広い
草原に
セスナが飛んでいる
『欲望』の公園のシーンのような
木々がざわざわする
丑三つ時
そんな風景に
いつの間にかなっている

ばらばらという
セスナのプロペラの音だけが
聞こえている

update2005/08/31

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カフェ

紅茶に興味を持ち出したら
どんどん身の回りが紅茶になっていく…。

でも街をふらふら歩いているときは
もっとパンキッシュに

だからカフェを飲むようにしている
でもスタバじゃなくて
できるだけセガを探して
飲んでいる

update2005/08/30