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update2005/11/22

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人形の体温

人形の体温は絶対ゼロ度
と、ネットで木村龍が言っているが
クールな人形の季節は過ぎて
今は
ベティ・ブルーの37°2
に近い体温をしている
ような気がする
人形は絶対ゼロとして
今に立つことができないのではないだろうか。
人形は
思い出に
過去に生きている
かろうじてその時間の端は
現在につながっている
人形に
役割があるのは
時代の病だ
それはそれで実に興味深い

愛でる
それだけで
存在できる人形との関係も
羨ましい

update2005/11/21

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森村泰昌さん/パフォーマンス

20日
京都造形大学での森村泰昌さんパフォーマンス
1年ぶりの復帰パフォーマンス
1年前の22日から
心に引っかかっている懸案事項がようやく解決した

京都造形大学の学生さん有志が手伝ってくれたが
ピュアとか真剣とか情熱とか
表現の基本的なものの
大切さを痛感

終わった後に
みんなに挨拶してねと森村さんに言われて

105%の情熱をありがとう
と、答えた。
参加者全員がきらきらした目で
僕を見ていた。
いいなぁ。
羨ましい若さのいろいろ。

参加のご褒美に
森村泰昌さんが抽選でグッズをプレゼント
僕にもおすそ分け
30番
ドラえもん泰昌のポストカード
何かもの凄く嬉しかった。

update2005/11/20

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無意識の意志

理想とするのは
ヤクザなライター。
劇場でプレスショウを見て
ぱっと評を書き
翌日の新聞に載る。

理想とするのは
ドサ回りの
ダンサーに付いている
何でも屋
照明でも音響でも何でもこなす

ジャニスジョップリンが
チープスリルの時の
kozmic blues band
をストリップのバックバンドみたいで大好き
と、
言っていたが
ちょっと下品で、でもブルースに
踊りに合わせてくれる

そんな感じ
kozmic blues band
な行き方が理想
ボリス・ヴィアンみたいに
でも
そこまでカッコよくなくてもいいんだ。

作りながら考える
そこに無意識の意志が反映される
それが自分の特色なのかもしれない

森村泰昌パフォーマンス
構成はほとんど決まっていない
あと
半日で構成して本番に向かう
修羅場だけど
とても
楽しい

update2005/11/19

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クロック

時計を見せられると
反応する

人形は
時計を刺す道具なのか……。
ようやく分かった。

時計は決して未来の時間をささない
さすのは
今と過去の時間

過去に戻るには
装置が必要

何故か今
装置を必要としている

update2005/11/17

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クリスマス

新宿の町で
隠れ家的な
カフェで
しばし時を過ごす
もう少しだけ
前にでたい
それをどうするか……
そんなことを考えていた

重い頭蓋の空気をもったまま
駅前に

駅前はクリスマスの飾り付けが進んでいた
飾り付けをしているゴンドラを見上げたら
重い空気がふっと
飛んでいった

update2005/11/11

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ああでもない、こうでもないと

どうやって生きていこうか
ああでもない
こうでもないと
メモをつけたり
くちゃくちゃしたりしているが
そんなことをしているうちに
終わっちゃうということもあるんだろうな。

考えるより
何かすることだな
とは分かっているんだけど……。

update2005/11/10