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ロクスソルス

押井守の「イノセンス」
セクサロイドの製造工場の名前は
ペヨトル工房が
出版したルーセルの
「ロクスソルス」社からとられている
ちなみに
日本にはロクスソルスという
オルタナティブ系の音のディストリビューターも
あって
もちろんこちらはよく了解している
ラインナップが良いので
たくさん所蔵している

update2004/09/28

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月の神殿

koi1.jpg夜想ドール特集は無事校了に向かいそうだ。

恋月姫さんのドールスタジオ・Luna Angelicoでは
展覧会に向けて人形の製作が進んでいる。

撮影した人形たちも
さらに化粧を施されて部屋に佇んでいる。
110センチの背丈は
等身大とは異る
また不思議な雰囲気をもっている

この人形たちから生まれる
90センチのコンセプト・ドール
夜想はお迎えのために12月までフル稼働だ。

update2004/09/27

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リア王の悲劇

リア王の悲劇
佐藤信演出・石橋蓮司主演。
第七病棟主宰の石橋蓮司と黒色テントの佐藤信……。
今どきそんなこと言っても
分からない人も多いだろうな。

最後に
死んだ末娘を抱えて
嘆くリア王のシーンがある
ポスターだと俳優の石橋けいなんだが
舞台ではマネキンだった。
マネキンであることが
気になって興醒め。

マネキンなら
マネキンを象徴として
使いこなせば面白かったのに
カントールのマネキンとは大違いだ

娘の死を嘆くのに
屍体はなくても
演出できる
ちょっと残念。

update2004/09/26

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夜想

夜想の下阪がはじまった
終われば
展覧会、特装本、ポストカード、着せ替え人形
の制作と営業が待っている
地べたを疾走する日々が訪れる

恫喝して相手を萎縮させたり
支配しようとしながら
ディレクションする人たちが
いまだにあちこちに散在していて
力をもっている

そこまで激しくなくても
似たような人たちが
意外に多いのに気づく

相手を理解するのが
難しいからかもしれないな。

update2004/09/25

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イノセンス2

DVDのイノセンスには
長い前置きがあって
押井はそこでイノセンスの
見方を指示している

ユリイカでも公開と同時に
押井は自作を解説しまくっている
戦略本を同時に出しているのと同じだ

ねたばれということもあるが
作品よりも語りたい
押井がそこにはいる

イノセンスは
それ自体が「ユリイカ」のような
批評誌なのだ
押井はユリイカの編集長なのだ

イノセンスから考えることは
いろいろあるが
作品のスタンスは
楽しめない

update2004/09/24

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一央+阿哉

Doll Plant NEOTERY
一央+阿哉
身体言語

人形の展覧会に
身体言語とは?

ホームページに書かれた
身体言語を読んだ

人形を見て
本能的に掲載を決めたのだが
あっていたことが分かった

いま女性作家が抱えている
問題は大きい
彼女が言われたことと
まったく同じことを
私がサポートしている女性の
ダンサーが言われている

人形も踊りも
身体が表現の媒体だからだろうか?
それにしても!!

update2004/09/23

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イノセンス1

球体関節人形は
頭蓋の内側と足の裏側を
くにゃりと曲がる力の
テンションで繋いでいる

土方巽は
舞踏は命がけで突っ立った
屍体だと言う
まさに立つという身体の基本が
動きの美しさを保証している
立つことと
球体関節人形の力学は相反する

球体関節人形のバトルシーンがあるが
当然のこと
描かれた人形の
動きも肉体の表情も
美しくない
人形のボディの魅力を引きだせていない

押井守が30年来のベルメール
という気持ちも分かるが
人形を持ち込む必要があったのだろうか?

人形は四谷シモンや吉田良やベルメールを
引用している
それぞれの人形がもっている背景とは関係なしに
ただ姿がそこにある

update2004/09/22