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update2005/11/30

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日本橋

映画・『日本橋』は花柳界が
リアルに描かれていて
それゆえに少し肉感がある。
だからこそ幻想も発生する……。

鏡花は新派も得意にしていて
『日本橋』も得意のだしもの
舞台で鏡花と言えば
坂東玉三郎
舞台で生の鯉を食べるシーンは
今も
脳裏に焼き付いている

update2005/11/29

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update2005/11/28

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一本の木に

上野公園の隅にある松韻亭
テラスから大きな
一本の木が見える
捨景でもあり
存在でもある。
よくいく
不忍池のほとりの
一睡亭と同じく
江戸時代には不忍池を巡る
お茶屋さんだったのだろうな……。

二抱えもありそうな太い
幹を見ていると
宮崎駿ではないが
まっくろくろすけでも
さささーところがりでてきそうな気がする

update2005/11/27

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影のように
生きていたいと思うことが長かった
基本的に
いまもそう。

ペヨトル工房を解散したとき
ずっと顔写真を出さなかったのに
ふと
写真を使ってしまった。
もうすべて終わったから
スタンスもゼロになると思ったから……

顔を出して
時々
知らないひとから声を掛けられることがある。

ボクは
様々なことや
様々な人の
影として生きると
思って居たので

ちょっと影に
ぱくっと
くわれたような気がする。
可笑しいね。

update2005/11/26

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硝子の季節

記憶を蘇生する
薬を一粒飲んで
静かにマッサージ・チェアに横たわっていると
回復したい記憶ではなく
遥か彼方の記憶が甦ってくる

時には
自分の生を飛び越えて
細胞に植えられた記憶が甦る

双子の弟と
硝子の温室で
薔薇の苗床を争ったとき
身体をなぶっていった
風の記憶

update2005/11/24

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少しずつ

ネットを通じて
何かが通い合う
感じがする時もある。

気にしてもらっているのを
感じることもある。
そんな時、
元気がもらえる。

自分も
人に対してそんな風になれたら良いなぁと
思う。

update2005/11/23