pickup

rss

    news

  • editor's talk

peyotl.jp

幽霊の

DSC04768.JPG江戸東京博物館で
歌舞伎舞踊「応挙の幽霊」を見る。
藤間勘十郎の振付が冴えている。

なにより
中村京妙の演技が
良い
もとは澤村宗十郎さんの出し物
少しコミカルなところがある
踊りを
可笑しみたっぷりにしかし笑いに落ちないように
端正に踊っているのが
凄い

綺麗だし…。

update2006/09/16

peyotl.jp

DSC04486.jpg僕の頭の後ろで
ちゃりちゃりと
長いこと鳴り続けている音がある
鈴のような涼しい音なのだが
ほんとは
木魚の音
金属製の木魚の音
何度も失った気がする
すがしさの
中で
その度ごとに
回復するもの

今回も。

update2006/09/01

peyotl.jp

宝尽くし

DSC04466.JPG宝尽くしの引着ができてくる。

贅を尽したと
言える代物。

この子に
心底の愛情をもっている訳でもないのに
ぐっと
自分の何かを賭けてしまう
私の
業は
様々なところやものに顕れていて
ちょっと恥ずかしい気もするが
それが
比較したら
美しいものであって欲しいと
思う。

絶対の美などとは
言える生き様はもっていない。
せめて
少しでも
と、
思う。

update2006/08/31

peyotl.jp

暁光

DSC04349.JPG冥府から抜ける
とき
必ずといってよいくらい言われるのは
振り返ってはいけないということ

振り返りはしなかったが
暁光が見えそうになる瞬間
止めてしまうという悪癖をもっていた

未知のものに
取り憑かれたようにのめり込む
くせに
できそうになると
止めてしまう。
柱三本…。
柱三本まで建てたら家は建てられる
そうなると先に進めない。

黎明に叛くもの/宇月原晴明の描く
松永久秀はまさに
そんな男。

警告なのかと思うほどの
リアリティで私の前に現れた

update2006/08/25

peyotl.jp

update2006/07/24

peyotl.jp

+++ポジティブになれるのか?

060615jpg中学生は本を読まない
それがあたりまのことだと
中学の先生がしらっと言う。
そんな時代になった。

嘆きを聞いて
そんな中学生に
夜想を持ってもらう
それが
新たな挑戦!
と、笑ったら。
ポジティブですね、と感心された。

もちろん
やせ我慢で言っている…。
でも可能になったら面白いな。

足がかりとして
浅草橋に拠点をもった。
ギャラリ−機能もある。
ショップもある。

update2006/06/17

peyotl.jp

モレスキン2

モレスキンの黒の
フォルダーの中を
覗き込んで
本を頼んだ

自分の動機でなく
他人の動機で仕事をすることを
長く続けて
それが習い性になっているのかもしれない

どうやったらアーティストになれるのかと
聞かれると
自分の動機をもつこと
と、答えるけれど
自分はもっていない
きっとアーティストの資質がないのだろうと思う

そんなことを
言っていないで
すっと立てばいいのに
と、自分自身に言いたくなることもある。

update2006/03/26