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痕跡

何の上を歩いたのか
自分の足の痕跡が
意識のなかに残っている
それが何処なのか
何時なのか
もう思いだせない

人形を製作している
あの薄暗い
密室の床に
散らばった石膏の粉
そこにつけてしまった
足跡だったかもしれない

そこにいた
作りかけの人形は
もう形になっただろうか
それとも
壊されて
芥のようになって
床に散らばっているのだろうか

update2006/03/10

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光りあるところに

夜想のセッティング・スタッフたちが
一斉に作業にとりかかると
床から光が
放たれるような
力の充実を感じた

手が
複層的に動いているように
見える

少し前に行けるかもしれない
と、
未来を思った。
未来を思考できるのは久しぶりだ。

update2006/03/10

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最後には

三浦悦子さんの人形の展示

最後にはすっきりとした
インスタレーションを
することにした。

わびさび
恐るべし。
きっと自分の中にも
わびさびが
いてどこかで良いじゃないかと
作用するからかもしれない

update2006/03/09

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デザーテッド・ドールズ

2006年3月10日から26日まで
三浦悦子さんの人形展が
京都町屋ギャラリー『まほら』で開催される。
中京区小川通御池南入る
075ー211ー3237

東京から人形を満載したバンが
京都に向かっている。
今日からセッティング開始。
東京とはまったく異るものにしたい。

update2006/03/07

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危ない写真展  トークショウ

飯沢耕太郎さんと
危ない写真集展トーク。

コレクションはただ集めれば良いと言うものではない。
以前、土人形を集めていたことがあったが、
その内でも佐賀人形を特に集めていた。
コレクションの達人の
奥村靫正さんは、伏見の土人形の本当に良いコレクションを
もっているが、
佐賀人形の良いのを見つけると
ふと、買ってきてくれる。
いらなかったらボクが買うけど
どうぉ……。
という感じで。

羽子板を集めているのを知ると
今度は、東郷神社の市で
六代目菊五郎が六人違う演目を演じているのが
一枚の羽子板になっているのを手に入れてきてくれて
譲ってくれる。

何というんだろう。
粋でお洒落で……。
人のコレクションの流れを
大切にしてくれる。

だからボクも
伏見人形の犬のまぐわいという不思議なものを見つけた時には
奥村さんに一報する。

飯沢耕太郎さんの危ない写真集のコレクションは
とても飯沢さんらしいエッチさとフェティッシュさと
インテレクチャルをもったコレクションだ。
そのコレクションの素性の良さを見て欲しいと
話しをした。。

明日からは
京都の三浦悦子展の準備だ。
町屋でデッドテック。
さあ、どうなるか。

update2006/03/05

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癩王のテラス

松岡正剛さんに久しぶりに会う。
「最近、病気をしてね……」
ブログで追いかけてますから、良く知っています。
言いそうになるのをやめて
話しを聞いていてた。
自分もそうだけど、10年ぶりに会う人が
自分の行動を良く知っていたりする。
不思議な感じだ。もちろんブログとかミクシィとかを読んでいるから起きることなのだ。
情報を書いているのは自分なのに……。

三島由紀夫の癩王のテラスの話をして
ぱっと反応する松岡正剛さんの
感性の良さに改めて感心する。
この人は、知識と思われているけどそうではなく感性で生きている。
すぐに
ジュネの「バルコン」がと
応じてくれて嬉しかった。

インタビューが終わって
何度でも生まれ変われる
まったく意味のない
フレーズが頭に浮かんできた。

update2006/03/04

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壊れたチョコレートのほうが

壊れたチョコレートの方が
効力があるということは
ないだろうかな……。?

親しい現代美術の作家さんからとどいた
チョコレートには
見事なひびが入っていたが
余りに見事なので
感心した。

食べたら
とても美味しかった。

これから仕事をするかもしれないので
ちょっと不思議な感じの
縁起良さをかんじた。

update2006/02/17